日中温泉ゆもとや
日中温泉の歴史はかなり古い。江戸時代の末期、文化10年に金山を掘ろうとして発見されたという。
押切川の水害に幾度となく流された温泉だったが、今は山形と福島の県境に日中ダムが完成し、その真下という特異で広大な場所に、
蔵屋敷風の落ち着いた一軒宿が建っている。東に吾妻連峰、西に飯豊連峰を仰ぎ見る、雄大な自然に囲まれ山峡を一人占めした環境である。
ここの温泉は、鉄分を多く含んだ含土類弱食塩泉、ちょっと温めなのが特徴で露天風呂にあふれている。
体の芯から温まるのにゆっくり、のんびり時間をかけて浸かりたい温泉である。
6月上旬には近くの小山一面にヒメサユリが可憐な花を咲かせるので、花見物と温泉もお勧めである。
マイカー利用なら城下町・会津若松の歴史散歩や雄国沼の高山植物、五色沼歩きなど裏磐梯高原の観光、米沢の史跡めぐりも一泊二日のコースである。
基本情報
- 都道府県
- 福島
- 温泉名
- 日中温泉
- 施設名
- ゆもとや
- 住所
- 〒966-0101 福島県喜多方市熱塩加納町熱塩字大畑29番地
- 電話
- 0241-36-2266
- 営業期間
- 通年営業
アクセス
- 車でのアクセス
- 磐越自動車道会津若松ICから40分。
- 電車でのアクセス
- JR磐越西線喜多方駅下車、喜多方駅より送迎あり(3日前まで要予約)15:00のみ