檜枝岐温泉旅館ひのえまた
檜枝岐は、昔は陸の孤島と呼ばれるほど不便な土地だったという。山間部のため農地が少なく、食糧確保の為に赤んぼうをまびきして人口を調整した歴史をひめている。村の中央部にある六体の稚子地蔵はその霊を慰めるために享保年間に建立したものである。従って食糧も粟やそばが主食で、現在でも有名な「裁ちそば」はその名残りである。ウドン粉も買えない家々では、そば粉に熱湯をかけノリを出してつなぐ方法をあみ出し、伸ばしたものを折ると切れるので、包丁で縦に裁ったのでこの名がつけられている。そば粉を原料にした「つめっこ」、じゅうねんをまぶした「はっとう」というそば餅や蕎麦田楽が珍しく、食膳が楽しい。檜枝岐温泉は昭和47年に発掘に成功したアルカリ性単純温泉である。
ここからは沼山峠が近く、そこから1時間で尾瀬沼に歩けるので年配者の尾瀬歩きの泊り場所としてはうってつけの宿である。
基本情報
- 都道府県
- 福島
- 温泉名
- 檜枝岐温泉
- 施設名
- 旅館ひのえまた
- 住所
- 〒967-0521 福島県南会津郡檜枝岐村字居平705
- 電話
- 0241-75-2324
- 営業期間
- 通年営業
アクセス
- 車でのアクセス
- 東北自動車道西那須野塩原ICから国道400号、352号線経由で約2時間。
- 電車でのアクセス
- 野岩鉄道・会津鉄道会津高原尾瀬口駅下車、尾瀬・檜枝岐行きバス檜枝岐中央下車。
- 交通情報備考
- 当宿周囲に20台収容の無料駐車場があります。
周辺道路には冬期間通行できない道路もございますので道路情報はお気軽にお問い合わせ下さい。