白布温泉東屋旅館
福島・山形両県にそびえる吾妻連峰の、西端北側山腹に位置する白布温泉。その国立公園内にある東屋旅館は、開湯700年余、良質な薬湯として多くの人々に親しまれてきた。最近では、忙しい現代の人々にも必要としてもらえることをモットーに、心身の健康と癒しの為の入浴を勧めているようだ。
自然湧出の湯量豊富な温泉は、打たせ湯併設の板囲いの湯ぶねと、露天風呂、貸切風呂にふんだんに使われている。昔からある、庭石を手彫りでくり貫いたという大石風呂は宿の名物だ。
「湯あがりに浴衣を着るとポカポカと体が温かくなるのは気持ちが良いですね」とは多くのお客さんの言葉だが、まさにここの温泉の特徴だろう。
食事は「旬の素材は昔も今も変わりません」と、山菜を中心に自然の食材を活かした田舎料理。四季折々の旬の味を楽しんでいただこうという素朴なもてなしの姿勢もかわっていなかった。
白布温泉は、米沢市内というのに全くの別世界。美しく、豊かな自然に抱かれた郷愁たっぷりの宿である。
基本情報
- 都道府県
- 山形
- 温泉名
- 白布温泉
- 施設名
- 東屋旅館
- 住所
- 〒992-1472 山形県米沢市大字関1537
- 電話
- 0238-55-2011
- 営業期間
- 通年営業
アクセス
- 車でのアクセス
- 東北中央自動車道 米沢八幡原ICから約30分。
- 電車でのアクセス
- JR山形新幹線米沢駅下車、白布温泉行き路線バス、白布温泉下車。米沢駅14時30分発迎えあり(要予約)。