新高湯温泉奥白布 吾妻屋旅館
スキー場として、また高山植物の高原として知られる天元台の真下にあるのが新高湯温泉である。ロープウエーの湯元駅を右に見てブナ林の坂道を登りつめた山中の一軒宿で、明治35年の開湯という。
長年湯治場や登山の基地的存在であり、家庭的なもてなしは、民家がそのまま温泉宿になったような素朴さで自分の家に戻ったような気分になれる。裏山から湧き出している単純硫黄泉は、木の樋を伝い湯だまりに落ち、そこから二つの内湯と四つの露天風呂に注がれている。木の根をくり抜いた露天風呂も珍しい。
標高1120㍍の高地で春夏秋冬、四季それぞれの姿を見せる手つかずの自然を眺め、清流の音を聞きながらの湯あみは、山の湯ならではの爽快さである。露天風呂には狸が遠慮もなく遊びに来て困る、と主人は苦笑いするが、これこそ自然とともに生きる山の宿の姿かも知れない。
基本情報
- 都道府県
- 山形
- 温泉名
- 新高湯温泉
- 施設名
- 奥白布 吾妻屋旅館
- 住所
- 〒992-1472 山形県米沢市大字関湯の入沢
- 電話
- 0238-55-2031
- 営業期間
- 通年営業
アクセス
- 車でのアクセス
- 東北中央自動車道・米沢八幡原ICから国道13号線、県道2号線経由22km、40分
- 電車でのアクセス
- JR米沢駅下車、山形交通路線バス(白布湯元行き)所要40分。終点バス停より宿1km。(宿泊者送迎あり)。例:米沢駅前13:30→終点湯元14:11着
- 交通情報備考
- ・冬季(11月~4月)は積雪のため、車でお越しの方は車に雪対策の装備が必要です。
・冬季は天元台駐車場(無料)に駐車頂き送迎いたします。
・11月下旬~雪道になります。(例年:2m~3mの積雪)
・西吾妻スカイバレー(裏磐梯~白布)は、11月12日~翌4月下旬まで冬季閉鎖になります。
・バスでお越し頂いた方は、バスの終点(天元台)から宿まで送迎します(ご宿泊者only)。