須川温泉須川高原温泉
一関からのバスの関係からか、ここを訪ねる関東人はまだまだ少ないが、東北地方で、これだけ雄大な山のスケールを背景にした温泉は他にない。
バスの終点の須川高原温泉に降り立つと、誰もがその山の広がりと温泉の組み合わせの大きさに驚くに違いない。
旅館の回りはものすごい温泉の湧出で、あちこちの地肌から噴き出す湯は、滝となって流れ、排水溝にも温泉が溢れていた。
毎分6000㍑と豊富な湯量だ。
宿の裏山の蒸し湯では小屋にムシロを敷いて患部を噴気に当てる湯治風景が今も続いている。
5〜10月の短い営業期間なので東北の人びとが先を争って温泉を楽しみにくるそうだ。
宿から栗駒山頂までの須川コースは約4㌔、2時間程度である。
7月のシャクナゲ、モウセンゴケの花畑散策に一度はお誘いしたい高原美。
平成21年には大浴場がリニューアルしシャワー、サウナ室が併設された。
基本情報
- 都道府県
- 岩手
- 温泉名
- 須川温泉
- 施設名
- 須川高原温泉
- 住所
- 〒021-0101 岩手県一関市厳美町字祭畤山国有林46林ト
- 電話
- 0191-23-9337
- 営業期間
- 期間営業
アクセス
- 車でのアクセス
- 東北自動車道一関ICから国道342号線経由約60分。
- 電車でのアクセス
- JR一ノ関駅下車、岩手県交通運行の路線バスで90分(要確認)