筋湯温泉山あいの宿 喜安屋
九重連山の山あいにもうもうと湯煙を上げている筋湯温泉は、天徳2年(958)開湯の記録があり、1000年以上の歴史がある。
明治30年頃と、昭和24年に大火があったが、懸命な復旧努力により今は20余軒の宿により形成されている。
喜安屋が温泉街のはずれに土地を求め、新築オープンしたのが平成18年10月のこと。
雑木林の中に、全て平屋造りの母屋、食事処、4棟の客室棟に浴室棟、貸切露天風呂を配し、屋根だけの渡り廊下で結んだ離れ風の造りとなっている。
客室は全部で10室、畳の香りが漂い木の温もりが感じられ、豪農の客間の雰囲気をかもし出し、
部屋には桧や岩風呂など趣きの異なった露天風呂がついており、給湯会社から、毎分75リットルを引湯している湯があふれている。
食事処も客室数にあわせた個室タイプが10ヶ所に、小グループ用に少し大きめの部屋も用意してある。
食卓に並ぶ食事は、自然に恵まれた環境の中、山や川の幸、旬の食材を使い手間と時間をかけた田舎料理を基本においているという。
母屋の土間や黄土色の土壁の木造の館は、どこかに置き忘れられかけた田舎の風情が漂う佇まいである。
基本情報
- 都道府県
- 大分
- 温泉名
- 筋湯温泉
- 施設名
- 山あいの宿 喜安屋
- 住所
- 〒879-4912 大分県玖珠郡九重町大字湯坪字筋湯527
- 電話
- 0973-79-3341
- 営業期間
- 通年営業
アクセス
- 車でのアクセス
- 大分自動車道九重IC四季彩ロード経由約30分
- 電車でのアクセス
- JR久大本線豊後中村駅下車、九重登山口行きバスで筋湯温泉下車。