町が温泉を掘削したのが昭和40年、そしてこの宿泊施設ができたのが47年と言うから古い温泉とは言えない。
しかし、四国では珍しい源泉かけ流しの温泉は道後とここ祖谷温泉だけである。
そして、38度を越える温泉が豊富に湧出してしる祖谷温泉は驚異であり、貴重である。
日本三大秘境のひとつと謳われる祖谷渓。玄関脇から全長250㍍、傾斜度42度のケーブルカーで170㍍下の露天風呂まで約5分。
土地の人がフロノタニと呼ぶ深く切れ込んだＶ字の美しい渓谷の谷底に大きな露天風呂がある。
渓流の音を聞きながら豪快に注ぎ入れられる少々ぬるめのお湯にゆっくりと浸る。
はるばると四国の真ん中、山奥まで訪ねて来たかいがあったとつくづく思うのである。
四季折々の食材を用いながら、その時の旬の味を楽しみつつ、祖谷の名物である祖谷そば、
川魚のあめご、徳島県のグランド畜産「阿波尾鶏」「阿波金時豚」「阿波牛」も使ったお料理もございます。