川湯温泉冨士屋
川湯温泉は本宮からバスで20分ほど入った大塔川沿いにある。名前の通り川原の砂を掘ると湯が沸くという珍しい温泉である。
宿は冨士屋が老舗で、川湯らしい落ち着きのある宿である。白浜や勝浦と異ってきらきらしたところがなく、なんとなく安らげる素朴さがうれしい。
館内にも熊野水石を組み合わせた露天風呂もあるが、冨士屋前の川原はどこを掘ってもお湯がわき、My露天風呂を作ることができます。温泉は単純泉で73度という。女性の方は夕方暗くなってから満天の星座を眺めながらの入浴も野趣があるだろう。
夕食の膳はオリジナルの鯉せんべいなどがついた会席料理が卓上を飾っていた。
ここから、瀞八丁や熊野本宮も近く、中辺路の旧道歩きの基地にもなっている。
基本情報
- 都道府県
- 和歌山
- 温泉名
- 川湯温泉
- 施設名
- 冨士屋
- 住所
- 〒647-1717 和歌山県田辺市本宮町川湯1452
- 電話
- 0735-42-0007
- 営業期間
- 通年営業
アクセス
- 車でのアクセス
- 阪和自動車道南紀田辺ICから国道311号線経由約60分。
- 電車でのアクセス
- JR紀勢本線新宮駅から本宮大社行きバス、大和八木行きバスで60分ふじや前下車。紀伊田辺駅から本宮大社方面行きバスで110分。
- 交通情報備考
- 南紀白浜空港より車で60分(レンタカーあり)。