鹿塩温泉湯元 山塩館

JR飯田線の伊那大島駅から路線バスで約50分、南アルプス塩見岳の麓、大鹿村にある鹿塩温泉はその名でもわかるように〝塩〟に起源のある温泉である。
神代の昔、健御名方命がこの地に狩りをされたおり、鹿が好んで飲む水から塩の存在が確認されたということや、弘法大師が杖でついた処から湧き出したという古くからの言い伝えがあるようだ。近代史は四国の黒部という人が明治6年に製塩事業の為岩塩を掘り始めたのが始まりで、明治25年温泉として開業。現在の建物は平成2年に改装されたものである。また、料理には強食塩の源泉から造る国内唯一の山の塩が付け添えられる。
昔は湯治場としての色合いが濃かったが、近年は東京や名古屋など都会から郷愁を求めてくる客が8割を占めるという。日本で最も美しい村連合に加盟する村内には、3000本の桜が咲き誇る名所があり、6月にはヒマラヤンブルーが神秘的な、ヒマラヤの青いケシを花農園で楽しむことができる。

基本情報

都道府県
長野
温泉名
鹿塩温泉
施設名
湯元 山塩館
住所
〒399-3501 長野県下伊那郡大鹿村鹿塩631
電話
0265-39-1010
営業期間
通年営業

アクセス

車でのアクセス
中央自動車道松川ICから22㌔40分。
電車でのアクセス
JR飯田線伊那大島駅下車。伊那バス「大鹿行き」バス乗車。
交通情報備考
鹿塩バス停まで送迎あり。
詳しくは宿まで問い合わせ下さい。

予約について

ご予約は秘湯Webより